資産運用を始めるきっかけは人それぞれだと思います。
自分は今まで通常貯金のみが安全と考えていて、投資はギャンブルと思い込みまったく資産運用など考えたことがありませんでした。
このような自分がどのように資産運用を始めるようになったのかをまとめてみました。
資産運用を始めるきっかけ
車買い替えを考える
ふとしたきっかけですが、12年間乗っているマイカーの定期点検の際に「次の車検では税金も高くなりますし買い替えどうですか?」と言われたことがすべての始まりだったと思います。
走行距離も短くまだまだ乗れそうな車でしたが、年数もたっているしこれを機会に買い替えようかなと考えました。
車擦ってしまった!
その後は約半年ほど本格的に買い替えを検討し、ディーラーを見て回ったり、車買い取り業者へいくらで売れるか見積もりを取ったりもしました。予想の新車購入価格と買取価格から自動車ローンをいくらぐらいにするかも検討していました。
しかしそんな時、ちょっとした不注意で駐車場の支柱に車の脇を擦ってしまいました。
それ程大きなダメージではありませんでしたが、買取価格には影響するだろうとがっかり。新車を買ってもまたきれいに保つことがストレスになるだろうと、車買い替え意欲に陰りが見え始めました。
さらに、コロナ窩で収入が減少していることも頭に引っかかっておりました。
書店でお金の本が目に留まる
そんなある日、書店の店頭で『難しいことはわかりませんが、マンガと図解でお金の増やし方を教えてください!』という本を見て何気なく手に取って見たところ、お金に関してまさに今自分が必要としていることがすべて書かれていました。
まるで吸い込まれるように見入ってしまい、早速購入して自宅であっという間に完読。
老後2000万問題があることを初めて知り、医療保険の見直し、住宅や車購入による借金ももったいないこと、個人国債、インデックス投資、積立NISA、iDeCoなどの資産運用方法があることなど、これまで自分が知らないで生きていたことに後悔すら感じました。
投資を勉強
ここから火が付き、さらに投資に関する本を買いあさり貪るように勉強をはじめました。
言わずと知れた厚切りジェイソンの投資本です。
投資関係の書籍コーナーには必ず並んでいるので手に取ってみた方も多いと思います。
投資を始めるにあたって、節約の重要性とインデックス投資にひたすら投資していくことが重要と書かれています。
「そもそも投資信託ってなに?」から始まり、投資信託の仕組みや、運用方法、専門用語についてわかりやすく説明されています。
これを読めばざっと証券会社の管理画面にある用語や意味が分かるようになると思います。
NISAやiDeCoといった非課税の資産運用制度について詳しく解説してくれてます。
また、出口戦略についても触れられており、投資を始めるだけではなく終わるときにどうすればいいのかといったことも考えさせられます。
ネット銀行、証券会社を開設
著者たちが「今すぐにでも投資を始めなさい」と口を揃えて必ず書いてある通りに、いよいよネット銀行口座と証券会社を開設し晴れて個人国債とオールカントリーを半々で購入することができました。
これが自分が資産運用を初めて行うことになった始まりです。
結局きっかけとなったマイカーはまだまだ問題なく乗れるので買い替えはせず、もうしばらく乗ることにして、その分のお金を投資に回すことにしました。